冬に絞られた新酒を、春から夏にかけてじっくりと熟成され、満を持して出荷されるひやおろし。
ことしも秋のひやおろしの季節がやってきました。
当店でも、ひやおろし純米酒が続々と入荷しています!
限定酒のため、数に限りがありますのでお求めはお早めに。
<秋のひやおろし①>
左① 島根県奥出雲町『七冠馬』
(ななかんば)
純米酒 1800ml 2,480円
左② 宮城県大崎市『一ノ蔵』
(いちのくら)
特別純米酒 1800ml 2,580円
中央: 山形県鶴岡市『大山』
(おおやま)
特別純米酒 1800ml 2,680円
右② 三重県伊賀市『義左衛門』
(ぎざえもん)
純米吟醸酒 1800ml 2,800円
右① 岐阜県岐阜市『淡墨桜』
(うすずみさくら)
純米原酒1800ml 2,480円
<秋のひやおろし②>
左① 長野県上田市『黒耀』
(こくよう)
特別純米酒 1800ml 2,580円
左② 山形県高畠町『米鶴』
(よねつる)
純米原酒 1800ml 2,380円
中央 福島県『名倉山』
(なぐらやま)
特別純米酒 1800ml 2,780円
右② 福島県会津若松市『猫魔の雫』
(ねこまのしずく)
純米吟醸原酒 1800ml 2,680円
右① 宮城県塩釜市『浦霞』
(うらかすみ)
特別純米酒 1800ml 2,780円
<「ひやおろし」とは>
江戸の昔、冬にしぼられた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、
ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、
2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことからこう呼ばれ、
秋の酒として珍重されてきました。
ときは移って現在、日本名門酒会の「ひやおろし」も、春先に一度だけ加熱殺菌し、
秋まで熟成させて、出荷前の2度目の火入れをせずに出荷されます。
貯蔵の形こそ、タンクや瓶に変わりましたが、その本質は昔と変わりません。
暑い夏の間をひんやりとした蔵で眠ってすごして熟成を深め、
秋の到来とともに目覚める「ひやおろし」。
豊穣の秋にふさわしい、穏やかで落ち着いた香り、
滑らかな口あたり、濃密なとろみが魅力のお酒です。